復旧【障害情報】クラウドPBXをご利用中のお客様

お客様各位
2025年9月26日

<この障害は復旧しております。>

平素はクラウドPBXをご利用頂き、誠に有り難う御座います。
一部のサービスにおきまして、障害が発生しておりました。
該当のお客様におかれましては、非常にご迷惑をお掛けいたします。

[影響範囲]
クラウドFAX

[現象]
FAX送受信にて失敗の頻度が増える。
FAX送受信が成功しても、送受信履歴には失敗と表示される場合がある

[発生日時]
2025年9月23日(火) 22:15頃 ~ 9月24日(水) 13:52

[発生状況及び原因] 
・発生した現象としまして、FAX送受信にて失敗の頻度が増える、失敗したFAX送受信の一部では実際には成功していても送受信履歴には失敗と表示されておりました。

・当時のシステムログには「FAXERROR=HANGUP」という記録が残っており、この情報をもとに送受信の成否を判定する修正を加えた(9/23 23:15頃)

・その後の調査により、「FAXERROR=HANGUP」という記録は、FAXが正常に完了した場合にも出力されることが判明し、このログを送受信の成否判定に利用することができなかったことがわかった。

・判定処理を修正する対応を行い(9/24 13:52頃)、現在は正しく送受信状況が反映されている。

[対策]
1. テストパターンの強化
修正作業後には送受信試験を実施し成功を確認していたが、試験が限られたパターンのみであったため、今回のケースを検知できなかった。
今回の事象から得られたパターンをテスト項目に追加し、今後は複数パターンによる確認を行う。

2. FAX送受信モジュールの変更 (2026年06月末頃)
本件の現象は、FAXモジュールのバグと想定されるので、これをアップデートする。

3. FAX送受信の正否判定の見直し (2026年06月末頃)
FAX送受信の正否判定について、ログのみに頼らず、実際のFAXの送受信の結果を解析して判定する仕組みを用意する。